勝沼ぶどう郷 『原茂ワイン カーサ ダ ノーマ』
2013年 11月 15日
場所は駅から徒歩20分ということで、散歩にはちょうどいい距離かなということと、タクシーで行こうとすると、かなり迂回しなければならないので、歩いて行ったのですが、この日はあいにくの雨で、ちょっと大変でした。
駅は小高い場所にあるので、最初は見下ろすような感じで景色がきれいです。ぶどう畑などを横目に小道をズンズン進んでいきます。
分岐点には、このように看板が出ているのでこれに従って進みます。
途中こんなケモノ道みたいなところを通りながら、歩くこと約20分、目的の原茂ワインに到着。カフェの予約は、オープンの11時のみ受付けてもらえるのですが、時間がギリギリだったので、結構焦りました。
建物内に入ると、1階がワインショップ&テイスティングカウンターになっていて、写真中央の急勾配な階段を登ると2階がカフェになっています。
食事とワインのメニューはこんな感じ。その他、その時期お勧めのワインなんかもあったりします。
この中から食事は、いろんなものがちょっとずつ楽しめる、「パンのきまぐれブランチ(1800円)」をチョイス。ワインは、このメニューにはありませんが、新酒の「原茂デラウェアヌーボー2013(420円)」を注文します。
デラウェアのワインて珍しいですよね。いただいてみると、フレッシュで爽やかな酸味でほんのり甘さも感じられます。
ここで料理が登場。思わず「お~」って言ってしまうほど盛りだくさん。料理は一通り説明してくれるのですが、説明が終わる頃には最初の料理はなんだったっけ?ってなってしまうほどです。覚えている限りで言うと、かるく塩をふった舞茸、特製ソーセージ、ゴボウのアラビアータ、ブロッコリーのタルタル載せ、葉物のサラダ玉葱のドレッシング、ママレードを塗ったサツマイモ、カブの葉のオイル蒸し、小松菜の洋風胡麻和え、レンズ豆のスープ、などなど。(うろ覚えなので、ちょっと間違っているかもしれませんが悪しからず・・・)
2杯目「アジロン ロゼ2012(520円)」
これは甘口で、ストロベリーのような甘い香りと味。でも葡萄の余韻も残ります。
3杯目「原茂勝沼甲州2012(520円)」
キリッと辛口で、柑橘系の香りが心地いいワイン。
4杯目「甲州シュール・リー2012(550円)」
爽やかな果実味が豊かで、スッキリした旨みも。
5杯目「ヴィンテージ シャルドネ2009(900円)」
これは少量生産ワインで、ちょっといいワインなので、グラスからして違います。洋ナシのような華やかな香りにキレのいい辛口で、どっしり感もあります。
結構酔ってきたので、これくらいで締めます。食事もワインも美味しくて、大満足なランチでした。
食後はワインを物色しようと1階のワインショップに行くと、看板犬のボーダーコリーちゃんが。最初は興味を示してくれて、手をペロペロ舐めてくれましたが・・・
すぐに飽きられて、こんな状態に・・・ でも人懐っこくて可愛かったです。
帰りも徒歩で駅まで向かいます。途中一軒ワイナリーがあったので、ちょっと立ち寄ってみることに。「シャトージュン」というワイナリーで、昭和な時代の方はご存知かと思いますが、服のブランドで「JUN」ってありますよね。そこが手がけるワイナリーです。こんなこともやっているんですね。
JUNが手がけるだけあって、ショップ内もスタイリッシュな雰囲気で、服なんかも売っています。ここでも何杯か試飲させてもらって、リーズナブルなワインを1本買って帰りました。
昼間っから酔っ払って、すっかりダメな大人ですが、やっぱり旅での昼酒は開放感もあって最高ですね。冬の間は来られませんが、また来年来たいですね。
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