阿佐ヶ谷 『柿ざわ』
2013年 12月 05日
店内に入ってみると、思った以上に奥行があって広いというのが第一印象。まだ新しいのでとても綺麗です。一人だったのでカウンター席に案内され、まずは「生中(600円)」
まずは何を食べようかと、メニューに目をやると、グランドメニューとは別に、その日のおすすめが、一枚紙のメニューに書いてあります。お蕎麦以外に、小鉢・一品・天ぷらなど、おつまみ系も結構充実しています。最初に注文したのは、その日の小鉢は5種類ほどあって一品400円なのですが、3種盛りで1000円ということもできるので、それを注文。選んだおかずは、「ムカゴの白和え・揚げ銀杏・石川芋のからすみ和え」の3種。ムカゴは煮豆のような食感で、皮目はシャキっと。優しい味だけどお酒に合う。揚げ銀杏は、ぐにゅっと柔らかくほろ苦い銀杏に、適度な塩っけ。石川芋は、表面にカラスミがまぶしてあって、食べるとカラスミの香りがふわっと口から鼻に抜けていきます。芋のやんわりした甘さと、カラスミの塩っぱさのバラスがよくて、これもお酒に合いますね。
二品目「白子の炙り(800円)」
トロトロクリーミー。炙ってあるので甘さが際立って香ばしさがたっています。
締めはもちろん蕎麦。せいろにしようかと思っていたのですが、おすすめに「下仁田葱の天ぷら蕎麦(1000円)」というのがあったので、それを注文。なんとなく下仁田ネギって美味しそうで惹かれてしまうんです。出てきたそれは、下仁田ネギ以外にも、岩海苔がたっぷりで、香りのアクセントになっています。下仁田ネギの天ぷらは、とろりとして甘く、お出汁との相性が抜群。
ランチでは1100円で、せいろ・その日のご飯、一品・天ぷらのセットがあるので、なかなかお得そうです。夜も一品ものや、お酒の種類も結構あるので、飲みにくるという使い方もできるので便便利。阿佐ヶ谷に、また一軒いい蕎麦屋さんができて、嬉しい限りです。
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