今日は久しぶりに友人たちとの食事会。今日の面子では5月末に高知料理「おきゃく」に行って以来です。お店はメンバーが持ち回りで予約をすることになっていますが、今回は僕の番だったので、前から行きたいと思っていたお店を予約していました。そのお店は「ひらい」。ちょっと珍しいアナゴ料理の専門店です。場所は銀座コアの近くなんですが、ちょっと裏路地から入っていくので、初めてだとちょっと迷うかもしれません。
20席くらいとあまり大きくはない店内は僕らが入って満席に。やはり予約しないとなかなか入れなさそうです。4人掛けのテーブルに案内され、まずは「生ビール(550円)」で乾杯!
店名にもある通り、メニューはアナゴ尽くしです。普段なかなかアナゴって食べる機会もないので、今日はいっぱい食べましょう。
まずは軽めに「骨せんべい」をと思ったら、すでに売り切れでした… 残念。最初の一品は珍しい「アナゴの刺身(1600円)」
旬の時期しか食べられない珍しい一品。コリコリしたしっかりの弾力があり、身自体はあっさりなんですが、噛むごとに旨みと甘味がでてきます。塩か醤油でいただきますが、個人的には塩の方が身の甘さがより際立つのでお勧めです。
二品目もアナゴ料理と考えるとちょっと意外なメニュー「アナゴさつま揚げ(700円@2枚×2人前)」
揚げたてなのであっつあつ。出てきてすぐに かぶりつくと火傷しそうなくらいです。プリッとした弾力がある一方ふっくら感もあります。
ここでお酒を日本酒に。普通のお酒もいろいろありますが、メニューで面白いものを見つけたのでそれを飲んでみます。それは「アナゴ骨酒(2合@1700円)」これは熱燗になります。最初はほのかにお出汁の香りが感じられる程度ですが、時間がたつにつれだんだんアナゴの出汁が出てきます。
三品目「アナゴ一本蒲焼き(1000円)」
鰻のような大きさを想像していると、それよりはちょっと小ぶりですが、ふわっと仕上がった蒲焼きはしっかりした美味しさです。
四品目「アナゴ一本天ぷら(1100円)」
とっても軽いふわっとした口当たり。アナゴはクセがないのでなんでも合います。麺つゆにつけてもいいけど、これも塩で食べても身の旨味が感じられていい!
五品目「アナゴの燻製(1100円)」
これは身が締まってしっかりした歯応え。口に入れるとスモーキーな香りが広がります。お酒にも合うけど、これウイスキーにも合うだろうなぁ
六品目「アナゴ白焼き(1000円)」
身はサックサクで、塩とスダチだけで食べるので純粋に身の味が味わえます。
もちろん締めは炭水化物で。「めそっこ箱めし・かくし(4本@2800円)」
ちなみに「めそっこ」とはアナゴの若魚で、体長20センチくらいの小型のもののこと。江戸前寿司などではこの「めそっこ」が最上のものされているそうです。箱めしはアナゴ二本が「ならび(1600円)」、「三本が「いかだ(2200円)」、四本が「かくし」というメニュー構成になっていますが、4人でシェアするので「かくし」をチョイス。箱めしは、蒲焼きと煮アナゴの二種類が楽しめるようになっています。蒲焼きは香ばしく、一方煮アナゴはとろけるような食感です。
アナゴって記憶の中では味もウナギに似ているようですけど、食べると違いが判りますね。アナゴはウナギよりもさっぱりしていて、でもちゃんと旨みもあるので、物足りなさはない。でも、くどさや重さがないので、これだけアナゴばっかり食べても、不思議と飽きないんですよねぇ。いいいお店なので、たまにはウナギじゃなくてアナゴを食べに来るのもいいですよ。来られる際には予約を忘れずに。
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