金沢の夕食は地元で評判のいい海鮮居酒屋に行きます。そのお店は「ゆめり」。人気のお店なので1か月くらい前に予約を入れておきました。この日も早い時間は満席で、飛び込みで来たお客さんは断られていました。
二人だったので、カウンター席に案内され、まずはビール。生じゃなくて地元のビールから「金沢ラガー」ほんのりフルーティさもあって、クラフトビールっぽい味ですね。
1品目は本日のおすすめから「加賀野菜の南蛮漬け」
これは、加賀レンコン・甘栗カボチャ・加賀太きゅうり・ヘタ紫ナスの南蛮漬け。もっと酸っぱいのかと思ったら、ちょっと酸味のある煮びたしのようで、程よい酸味に出汁の旨味も効いて滋味深い味です。
続いては、これぞお目当ての一品「ノドグロの刺身」
贅沢にも一尾丸々出てきます。ちょっと皮目は炙ってあって、肉厚な身は旨みがしっかりで、皮付近は炙ってあるので、脂が感じられて甘いんです。だから醤油で食べるのもいいですが、塩で食べるとさらに甘さが際立って旨い!
ノドグロは通称名でホントの名前はアカムツのこと。喉が黒いから「ノドグロ」といいます。
「ガスエビ唐揚げ」
あまり聞き慣れない名前のエビですが、石川や富山などでよく食べられるエビで、色が茶色いので見た目は悪いのですが、甘エビより一回り大きい身はめっちゃ香ばしくてパリパリ。身も結構あって熱を加えているので甘く味は極上です。
ここで日本酒に切り替えます。店主の地元・奥能登のお酒「竹葉(450円)」
「しま海老の刺身」
これもあまり聞かないエビですが、北陸だけではなく北海道などでもとれるようです。刺身でもとろりとした食感ではなく、プリッと感が強い感じです。
締めの一品は「甘エビクリームコロッケ(700円)」
中の具に味が付いているのでそのままでいけます。甘エビの身もしっかり入って、滑らかなソースに甘い身がよく合います。
この後はバーに行こうと思うので、ここは余力を残して出ることにします。お酒は2杯づつくらい飲んで、二人で1万円いかないくらい。内容を考えると安いと思います。店主は若い方でしたが、どの料理も美味しくて北陸の海の幸を十分堪能できるいいお店でした。
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【住所】石川県金沢市本町1丁目3−33
味楽 ゆめり (居酒屋 / 北鉄金沢駅、金沢駅、七ツ屋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7