銀座 『オザミ・デ・ヴァン』
2011年 12月 08日
お店は一軒家で、1~3階まで座席があります。今日は1階の一番奥のテーブルに案内されました。
まずはグラスワインで乾杯です。
メニューはプリフィックスのコースを頼む方が多いみたいですが、コースだとちょっと量が多いかなあって感じだったので、アラカルトで頼むことにしました。
まずは前菜から、「田舎風パテと旬の丹上さんちのサラダといっしょに」」です。パテは肉の食感が残っており、味も濃すぎず、肉と脂の旨みがよくでています。付け合わせのサラダは何の葉かはよく分かりませんでしたが、新鮮シャキシャキで、自家製のドレッシングも程よく酸味が効いており美味しいです。
ここでグラスワインがなくなったので、ボトルの赤を頼みました。
2品目は、「フォアグラのポワレ その日のスタイルで」です。表面はカリッときれいに焼かれていますが、中はトロトロ濃厚です。付け合わせのポテトのように見えるのはリンゴで、このリンゴとちょっと甘いソースが、フォアグラに良く合います。
3品目は、「ズワイガニのブーダン アーモンドバターソース」です。ブーダンは平たく言うとソーセージのことで、通常はお肉だけで作ることが多いですが、これはお肉にカニの身が入っているので、肉だけで作るのと風味が全然違います。ちょっとあっさりしたブーダンは、濃厚なアーモンドソースと相性がいいです。
メインは、「和牛ロース肉のロースト 粗塩風味」です。ややレア目な焼き加減がちょうど良く、塩のみのシンプルな味付けなのでお肉の旨みがダイレクトに味わえます。赤身と脂のバランスもいいので重たすぎず美味しいです。
付け合わせのポテトサラダも家では作れない深い味付けです。
バケットに挟んで、ステーキサンドにしてみました。言うまでもなく絶品です。
デザートは「洋梨のタルト みかんのソルベ添え」です。タルトはトロトロで、みかんのソルベは果汁そのままの味で甘さ控えめで大人の味でした。