阿佐ヶ谷 『にしぶち』
2014年 01月 27日
店内に入ると手前がカウンター席で、奥が座敷になっています。5名だったので座敷席に通されて早速スタート。まずはお刺身の盛り合わせ。どれも肉厚に切ってあり鮮度もよくて美味しいお刺身で、これからのふぐ料理に期待が高まります。
ここからフグ料理の始まり。ふぐ料理といえば定番の「煮こごり」と「皮」
透き通るほどきれいなお出汁の煮凝りは、見た目通り上品な味付け。
皮は弾力たっぷりの独特な歯応えがクセになりますね。
ここで飲み物をビールから切り替えます。せっかくフグ料理のお店なので、ここはもちろん「ひれ酒」。天然トラフグのヒレを贅沢に使った逸品。炙って香ばしい香りと出汁が出ていて、しっかりお酒なんですが、お吸い物のようにさえ感じられます。
続いて運ばれてきたのは 「てっさ」。いわゆるフグ刺しですね。2~3人分かと思ったら、これで1人前。とっても贅沢な絵面でテンションも上がります。紅葉おろしを添え、ポン酢につけて口に含むと、しっかりした弾力があって、味は淡白なんですが身の旨味はきちんと感じられます。
ここでメインの「てっちり」登場。フグは天然のトラフグを使用しているとのこと。身は艶っぽく白にピンクの身が鮮やかです。その他 白菜・春菊・ネギ・豆腐・エノキなど。それに追加発注で白子も入れちゃいます。
高級なお鍋なので、きれいに盛り付けながら具材を鍋に入れていきます。そしてしばらく煮て完成! 早速フグからいただいてみると、身は火が通っても、プリッとした弾力があってしっかりした食感。タラのようにほろっと崩れるような食感かなと思っていましたが、しっかり引き締まっています。一方白子は、まさにトロトロでクリーミー。濃厚な味わいです。
締めはもちろん雑炊。 食べ終わったあとの出汁は綺麗な黄金色。ここにご飯を入れ、溶き卵を混ぜ、ネギ・あおさを散らして完成!一口食べるとフグの出汁が効いて旨い!卵の半熟具合も完璧な仕上がりです。
前々からこのお店のことは知っていて、一度来てみたいと思っていたので、今日は念願かなって良かったです。料理も期待通り美味しかったですし満足な夕食でした。
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