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池袋 『うな鐵(うなてつ)』

今日は訳あって休日出勤。なんとか昼過ぎに仕事を終わらせ、その後は頑張った自分へのご褒美という言い訳の元、昼酒をします。行ったお店は池袋にある「うな鐵」。うな鐵っていうお店はいろいろありますが、チェーン店でもなさそうですし、のれん分けなんでしょうかね。
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午後二時半と中途半端な時間だったせいか、店内は3分の1くらいの客の入りと比較的すいていました。一人だったのでカウンター席に腰掛け、まずは「生ビール(620円)」。うな鐵系のお店はだいたい鰻の串焼きがあるので、今日も串焼きからいきます。このお店の場合鰻の串焼きは7種類。「ヒレ(160円)」、「バラ身(160円)」、「カブト(160円)」、「串巻(270円)」、「短尺(270円)」、「きも(230円)」、「レバー(300円)」。とりあえず全種類一本ずつ頼んだところ、レバーとバラ身は品切れとのことで、残りの5本を注文。しばらく待って、まずは「カブト」が登場。これはその名のとおり、鰻の頭の部分。よく見るとちょっとグロイですが、サクッとした歯ごたえがありほろ苦く大人な味。
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続いて残りの4本が登場。左から「きも」、「串巻」、「ひれ」、「短尺」。
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まずは「きも」。名前から想像すると肝臓と思いがちですが、鰻の場合肝臓は「レバー」で、「きも」は胃腸や浮袋などの内臓のこと。プリッとしながらもクリーミーな食感でちょっと苦さとほんのり甘さもあります。
「串巻」は、身の部分をグニュグニュっと折り曲げて焼いたもの。思いのほかしっかりした食感の身に濃厚な甘辛いタレがマッチ。
「ヒレ」は、ヒレの部分とニラを巻いてあります。コラーゲン感のあるややトロリとした食感でニラの青臭さといい相性です。
「短尺」は、いわゆる身のかば焼きで、いちばんウナギっぽい感じ。
途中ビールから燗の日本酒「あさ開(430円@1合)」に切り替えます。ウナギの串焼きって日本酒が進むんですよねぇ。
締めはご飯ものをということで、うな丼かうな重でも頼もうかと思っていましたが、メニューを見ると、「ひつまぶし(3400円)」があったので、それを頼みます。しばらく待って運ばれてきたひつまぶしは、お新香に肝吸い、デザートまで付いた豪華な見た目。
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さっそくいただくのですが、ひつまぶしには食べ方のルールがあります。空のお茶碗がいっしょに添えられているので、それによそって食べるのですが、まず1杯目はそのまま食べます。フワッとエアリーな身にザクッとしたささがきゴボウの食感が心地いいですね。
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2杯目は、薬味を添えていただきます。薬味はネギとミョウガと海苔。薬味を添えることによって、食感と味のバランスの変化が楽しめます。
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3杯目はお茶漬け。ズルズルっと掻き込むと、風味の効いたお出汁と香ばしいウナギの身が相性抜群で、ただただ美味しい!
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そして最後は、3種の中から一番好きな食べ方で。今日は、そのままでワサビを添えていただきました。ピリリと辛みが入ると、1杯目とは印象も変わり、さっぱりといただけます。
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贅沢な昼食になってしまいましたが、やっぱり昼酒はいいですね。昼から飲むという背徳感のあるお酒ってなんでこんなに美味しく感じるんでしょうか?


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by 07takeshi | 2015-02-22 14:30 | 豊島区・北区

主に中央線沿線を食べ歩き。関東近郊や旅先のグルメ。たまに温泉や日本全国の旅行記も紹介しています。


by 07takeshi