千葉 岩井 『ろくや』
2015年 07月 15日
アクアラインを渡った木更津からは40分くらいでしょうか。今日泊まる宿「ろくや」近くの岩井海水浴場に到着します。海水浴なんていつ以来でしょうか。少なくとも15年以上ぶりくらいです。平日なので人もまばらで、青い空に青い海。とっても気持ちイイです。
とりあえず海の家でビールを買い、浜辺で飲みます。青空の下で飲むビールは格別ですねー
1時間ほど滞在の後、今宵の宿「ろくや」へ向かいます。岩井海水浴場からだと車で5分くらいの距離です。
そんなに大きい宿ではないのですが、アプローチに工夫がしてあったりと趣があります。
まずはラウンジに通され、チェックインの手続きをします。このラウンジには、無料で飲めるコーヒーや水が備え付けられており、お風呂上りに便利です。
その後はお部屋へ。部屋は和室と寝室の2間続きになっており、お風呂はありませんが、洗面とトイレがあります。因みに本日は3名1室で1泊2日2食付で、一人13,889円のプランです。
冷蔵庫にはスイーツが置いてあります。本格的で美味しいです
その後は温泉に向かいます。お風呂は共同の内湯が男女それぞれ1か所と、貸切の湯が4か所。貸切は大きいのが2つ、小さいのが2つあり、大きい方はチェックインの際、1か所予約ができます。小さいほうのお風呂は空いていればいつでも入れます。
内湯はこんな感じ
5時からはチェックイン時に予約した大きい方のお風呂に入ります。こちらは想像以上に広くて立派。貸切時間は40分なんですが、お湯もややゆるめなのでゆっくり入ることができます。因みに朝は小さいお風呂のように空いていれば入ることができます。
その後は部屋でゴロゴロし、18時半から待望の夕食。夕食時間は確か、17時半、18時、18時半から選べたと思いますが、少しでもお腹をすかせたほうがいいかなということで、18時半からにしました。食事は1階の半個室の食事処でいただきます。
まずはビール。生ビールもありますが、瓶で地ビールがあったのでそれを頼みます。「房州花ビール」
食事はまずは先付、「巨峰とカニのみぞれ酢、鱧、蓮芋、椎茸、色三葉、土佐酢ジュレ」
続いては主菜。お待ちかねの「地魚大量舟盛り」。朝採れの魚なので、日によって内容は変わるみたいです。この日は12種類。カサゴ、イナダ、コロダイ、金目鯛、地タコ、サワラ、イサキ、スズキ、アカヤガラ、メジマグロ、アジ、サザエ。食べたことがない珍しいものもあったりして面白い。鮮度がいいのでどれもプリプリの弾力で、旨い!
台の物 「鶏の金山寺味噌焼き」
これは固形燃料でテーブルの上で焼いていきます。
八寸 「素麺南京、雲丹・ウズラ玉・山葵、和牛野田焼き、サザエ旨煮、穴子寿司、トマトのムースと夏野菜、鯛塩蒸し」
揚げ物 「エビチリ和え、もろこしかき揚げ、太刀魚空揚げ、三度豆、ナス、ネギ」
焼き物 「マグロカブト焼き」
これは大きくてボリューム満点。そんなに身は付いてないのかなと思っていましたが、大きいだけに身もたっぷりでした。食べやすいように解体してくれます。
煮物 「丸六石焼鍋」
桶に入った汁に、焼いた石を入れると、一瞬でブクブク沸騰します。
ご飯はとろろご飯なので、お腹いっぱいでしたが。ズルズルっと食べられます。
最後はデザート。3種から選べたので、それぞれ違うものを選びました。
グレープフルーツゼリー
マンゴーパフェ
カタラーナのブリュレ
翌朝は、朝食前に温泉。昨日入れなかった大きい方のお風呂に行きます。
その後は朝食。朝食はかごに入った盛り付けが綺麗。干物は前日の夕食の際にアジ・サバ・エボダイ・サンマ・キンメから選びます。個人的にはサバが好きなんですが、貧乏性なもんで、一番高級そうなキンメを選びました。それにしても朝から盛りだくさんでお腹いっぱいです。
朝食にもデザートが付きます。
ここは、とにかく料理がおいしかったですね。僕は個人的にあまり旅館の食事っておいしいと思わないのですが、ここのはお世辞抜きでよかったです。お風呂も大きい露天があるとかではないのですが、貸切で4種類のお風呂が楽しめるというのも、中途半端な大浴場を作るとかよりも断然いいと思います。お勧めできる旅館なので、房総の海の幸が食べたいときは是非どうぞ。
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【住所】 千葉県南房総市久枝494