道後温泉(道後温泉本館~道後やや)
2016年 10月 14日
東京にいると、四国ってなかなかハードルが高い地域ですよね。関西までだと新幹線で気軽に行けますし、わざわざ飛行機に乗るなら、九州とか沖縄に行こうという気になってしまいがちな気がします。今回行くのは道後温泉。前から行きたいなと思いつつも、なかなか行く機会がなかったのですが、LCCに乗って行ってきました。行きは成田⇒松山、帰りは高松⇒成田で、往復2万円くらいでした。
松山空港に到着後は、バスで道後温泉に向かいます。時間にすると40分くらいで到着!ここは路面電車の駅になります。
そこからアーケードを抜けると道後温泉本館があります。まずはこの近くでランチをし、その後さっそく道後温泉本館へ。「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになったと言われているように、形は違うけど雰囲気はよく似てますね。長い歴史が醸し出す趣というか、重厚感があります。
入浴は4つのメニューがありますが、せっかくなので一番高い「霊(たま)の湯3階個室(1550円)」にします。これは休憩用の個室利用(1時間20分)ができて、貸浴衣、貸タオル、お茶とお団子が付いたセットです。
まずは入浴前に個室で休憩します。
ちなみに個室じゃない2階席はこんな感じ。
入浴は2階にある「霊の湯」になります。1階にある「神の湯」よりも小ぶりですが、人も少ないのでゆったり入ることができました。お風呂からあがってしばし休憩の後、外に出ると、目の前には罠のようにこれが待ち構えています。
もちろんこうなります…
その後は今宵の宿「道後やや」に向かいます。道後温泉本館から徒歩だと5分もかからないくらいでしょうか。
右側の和風造りの低い建物がフロントや食堂で、左側の高い建物が宿泊棟になります。
まだ新しいので、全体的にとっても綺麗。今日は一人なので、単身向けの部屋に宿泊します。ちなみに1泊朝食付きで8000円のプランです。入口に入ってまず目に入ってくるのが流し台と蛇口。
よく見ると脇にみかんの名前が書いてあって、これは噂に聞いた、ひねればオレンジジュースが出てくという都市伝説のような蛇口のようです。さっそく蛇口をひねってみると、一瞬間があってから、オレンジジュースが出てきます。こういう演出は気分が盛り上がっていいですね。
泊まるお部屋は13㎡とやや小ぶりながら、機能的になっています。まあちょっと狭いですけど、一人なのでこれで十分。
ちょっとゴロゴロして休憩した後、またもや温泉に向かいます。道後温泉本館の近くにある「椿の湯」。ホテルでは入浴用にタオル貸出のサービスがあります。愛媛のタオルといえばの今治タオルがいろんな種類置いてあって、好きなものを貸してくれます。こういうサービスは嬉しいですよね。
風呂上がりには、先ほどの道後麦酒館にてまたビールを飲みます。こんどは中で飲んでみました。食べ物もいろいろあるので、ランチや夕食にも使えそうです。
夜には道後温泉本館にまた行きます。今度は庶民的な雰囲気の1階にある「神の湯(410円)」に行きます。こちらは結構大きくて銭湯のような雰囲気でした。夜の道後温泉本館は昼間より趣があって、より千と千尋の油屋感が出てますね。
この子は広場にいた猫。人慣れしてて近づいても全然逃げなかったです。
その後はホテルに戻り就寝。翌朝はホテルで朝食なんですが、この朝食がすごい。とても1泊8000円の宿の内容ではなくとっても良かったです。
このメニューは紙に書いて渡すと、出来立てのものを出してくれるので、ウインナーとコロッケをオーダーしました。
あと、面白いのがこの「みかんマシーン」。みかんを3個セットしてスイッチを入れると、しぼりたてのオレンジジュースが出てきます。
朝から盛り沢山な内容になりました。この他にも別皿でサラダをたっぷりいただきました。毎朝こんな朝食だったら健康になれそうですよね。
チェックアウト後は、松山駅まで行き「松山城」を見に行きます。駅からでもなんとか歩けるくらいの距離なので歩いて行きました。松山城は小高い山の上にあります。
ロープウェイもあるのですが、乗り場が松山駅からだと正反対になるので、頑張って徒歩で登りました。
登りきった上にある松山城は現存する12天守のうちの一つで、建物自体の高さはさほどでもありませんが、石垣がすごく立派で、複雑な造りになっています。
天守からの眺めも最高です。
この日は暑かったので、見学後はこうなります…
その後は松山駅に戻り、そこから特急に乗って香川の高松を目指します・・・高松編に続く
よかったら下のバナーのクリックをお願いします
関東食べ歩き ブログランキングへ