今日は地元阿佐ヶ谷の飲み仲間との高級店で食事をする会。前回は六本木の「すきやばし次郎」に行きましたが、今日は銀座の鉄板焼きのお店「うかい亭」に行きます。ディナー口開けの17時から6名で個室を予約したので、お店に到着したときはまだ明るく、ゴージャス感漂うエントランスを入り、みんなが揃うのを待ちます。
17時になりみんなが揃ったところで、個室に案内されます、個室といってもドアが閉まるような完全な個室ではなくて、壁で囲われた空間という感じです。
本日いただくのは「銀座うかい亭コース(19440円)」
ディナーコースは3種類あり、その中では一番廉価なメニューで、あとは24840円・29160円のコースになります。
まず最初は、シャンパンで乾杯します。頼んだのは「ドラピエ」さっぱりした中に奥深い味。
料理1品目は「季節の前菜 初夏の彩」から、「初鰹のたたき」
藁で炙ったカツオは口に含んだ瞬間、口の中に香ばしい香りがブワっと広がります。鮮度がいいので、とても瑞々しく旨みが濃い!
ここでワインに切り替えます。ピノノワールの赤。カリフォルニアの「TALLEY」
軽い口当たりで最初に飲むのにちょうどいいワインです。
2品目は「ヴィシソワーズ」
ご存知ジャガイモの冷製スープですが、程よい粒子感があって滑らかな口当たり。上に載っているのは荒く挽かれた胡椒で、香りと味のいいアクセントになっています。
3品目「太刀魚と三つ葉のソテー」
太刀魚って名前は聞きますが、食べるのは初めてかもしれません。三つ葉との組み合わせるというのもちょっと意外ですが、流れるような手さばきで鉄板の上でソテーしていき、蓋をして蒸し焼きにしているのかと思ったら、三つ葉の香りを付けているとのこと。出された太刀魚はとってもいい香り!皮目はパリッと香ばしく、身は驚くほどフワッフワ。エシャロットにバジルを加えたソースも主張しすぎず、白身の味を引き立てています。
4品目「季節の野菜を鉄板にて」からは、大阪の「丸ナス」。丸ナスは主に関西地方で作られているずんぐりむっくりなナスのこと。京都の賀茂茄子などが有名ですよね。茄子と聞くとなんとなくインパクトなさそうですが、どんな風になるのでしょうか。鉄板に並べられた丸ナスは、最初は白かったのがだんだん焼き目がついて、美味しそうになっていきます。この茄子は焼いたり揚げたりして熱を加えると、すごく旨みが出るんだそう。上にかけられた香りのいい生姜ソースは20種以上の調味料を合わせているので、すごく複雑な味で美味しい。肉厚な身は旨みが凝縮されて、ソースがさらにそれを引き立て、もはや茄子ではない何かみたい。今日食べた中で一番インパクトあったかも。
次はメインの「うかい特選牛ステーキ」
焼く前のお肉を見せてくれますが、とっても見事な霜降り肉。これを見ただけで美味しいのが分かります。部位としてはサーロインで、お勧めのミディアムレアで焼いてくれますが、食べると噛めば噛むほど旨みが増し、脂よりも赤身の旨さが際立ちます。また、敷いてある玉ねぎは、世界で一番甘いといわれている淡路島産の玉ねぎで、こちらも存在感があります。また、付け合わせの山わさびはそのまま食べると、めっちゃ辛いですが、肉の脂と合わせると、不思議と辛みが程よくなり、美味しくなる。
締めは、ガーリックライスか素麺が選べて、素麺も気になりましたが、みんなガーリックライスを選択したので、一人だけ違うのにするのもなんだしなぁということで、僕もガーリックライスにしました。鉄板の上で手際よく炒めていき、みそ汁・お漬物と共に供されます。ガーリックライスは香りも強くなく優しい味。みそ汁は好きな赤だしでおぼろ昆布も滋味深く、胃腸に染み渡ります。
最後は場所を移してデザートです。
僕が選んだのは「チョコレートパフェ」。甘すぎず、大人味で旨いです。
ここからは他の人が選んだものです。「プリン」
「クリームダンジュ」
「シフォンケーキ」
それとコーヒーも。しっかり苦みもあっておいしいコーヒーです。
お茶菓子も付きます。
ワインを結構飲んだこともあって、一人35000円くらいと思っていたよりも高くつきましたが、料理もおいしかったですし、いい経験ができました。次来るのはいつになるか分かりませんが、またいつか再訪したいです。最後は店の前までジャンボタクシーに来てもらい、地元の阿佐ヶ谷まで帰りました。みんな同じ駅の近辺に住んでいるので便利です。
よかったら下のバナーをクリックお願いします
【住所】東京都中央区銀座5−15−8
銀座うかい亭 (鉄板焼き / 東銀座駅、築地市場駅、築地駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8